2014年9月26日金曜日

アンガーマネジメントに欠かせないWHYとBE





アンガーマネジメントとは怒りのマネジメントのこと。
イライラ、怒りの奥にある感情をマネジメントしてハピハピでいる時間を増やすスキル。
イライラ、怒りを抑えるのではなく、自在に扱える力。


人間にはWHY型とHOW型がいます。

同じく<BE>を大事にする人と<DO>を大事にする人がいます。
BEとは<在り方>を大事にする人、DOは<なにをするか>を大事にする人。

WHY型=BE、HOW型=DOと定義づけることができます。



WHYがなぜBEなのか。



「なぜ?」と問うと、その理由が浮かんできます。
人間の行動、つまりDOには必ず理由があります。

言葉にするのも行動です。しないのも行動です。
「なぜ?彼はそう言ったのか?」
「彼女は、なぜ、なにも言わなかったのか?」

その問いの向こうには理由があります。
理由の中には「在り方」が含まれています。

結果とは関係なく「なにを大切にしたのか、しているのか」が見えてきます。

つまり「したい」が見えてきます。

それだけではありません。
「したい」→「した」→「結果」というように原因と結果がリンクして見えます。

WHYを日常にしていると、「原因と結果」が大量に見えてきます。
それはそのまま成功パターン、失敗パターンの情報の貯蔵庫になり、そこに「対策」の倉庫ができます。

「なぜ?」とイチイチ気にしていたら、とっても疲れます。考えるのが面倒くさいと思う人は、気になっていても、やめてしまいます。絶対数はこのタイプが多いのです。

そうすると、いつまでたっても結果や現象を知ることはできても、原因が分からないので、対策も分かりません。

BEは<在り方>ですが、最良の在り方は、最良の原因そのものだからです。
「いまこの瞬間を集中して生きる」を自分の在り方として、すべてのステークホルダーとの関係の柱にしたとしたら、どのようなコミュニケーションができると思いますか?

しかもステークホルダーごとに具体的に明文化してクレドにしていく、つまり目標にして関わって行くと、それが原因となり結果(成果)がついてくるようになります。

BEを暮らしの中心にせずに、他のこと、たとえばお金を中心にすると、評価の基準はお金になり、経済的な不安定は恐怖になり、お金の出入りが脅威になります。

これはお金のことを考えるのが悪いということではなく、代わりに子どもを中心にしても同じです。

子どもに受け入れられているかどうかが基準になり、過保護になり、社会人不合格の子どもになる可能性が高くなります。





ワークライフバランスとは、仕事と私生活のバランスをとることだと考えている人がいます。バランスとは時間配分と思い込みがちですが、しかしそうではありません。


<在り方>が基準なのです。ワークライフバランスが崩れているとは、生活の中心に仕事、または家庭を入れてしまうからです。

その一例が仕事のことに集中しすぎるあまり、家庭のことが気にならないということであれば、時間は関係ありません。量が少ないアルコール依存症があるのと同じなのです。

<在り方>以外のなにを中心に据えてもワークライフバランスは成り立ちません。

組織も同じです。<在り方>以外のなにを中心に据えてもワークライフバランスは成り立ちません。それ以前に経営に苦慮するので、ワークライフバランスどころでなくなります。負の循環に入り込む崩壊します。





BE以外のものを入れると主体性がなくなるので不安定になります。不安定になるので感情的になります。アンガーマネジメントができなくなります。

負のスパイラルに陥ります。

その本当の原因は、あなたがBE入れることを教わらず、違うもの、たとえば親の言動を入れて育ってきたからです。仮に親はすでに他界していたとしても、あるいは気にしない状態であったとしても、代わりに他の誰か、何かを入れる習慣が身についているために、それを入れてしまっているのです。










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