ところが肝心の相手が最後の段階で逃げ出す。多分、彼らもうまくいくだろうと感じている。感じているから、自分にうまくできるかなと不安になって逃げ出す。
提案した方はショックを受けますが、境界がしっかりしていると気になりません。
その違いは、<DO>と<BE>のどちらにフォーカスしているかの違いです。
<DO>できない自分はダメな人間だという思い込みです。しかし人間はそれで評価されるものではないのです。
<DO>が持っている力、できる、できないは期間限定、地域限定の力です。しかし<BE>の力は国際基準、無期限の力です。
<DO>の力が無意味ということではありません。しかしそれがすべてというのではないということです。
つまり<DO>にこだわってしまうのです。
しかし人を思う気持ちは本来<BE>なので、<DO>にフォーカスさえしなければ結果がどうあれ受け入れることができるものなのです。結果的に結婚できなくても引きずるという点では同じです、むしろ気持ちを出し切った方が後腐れがない場合が多いのです。
<DO>にこだわっていると、自信のない人ほど過去の成功体験の範囲でしか行動しません。
やる前から不安になって身動きできなくなります。いまそこにない不安、つまり自分が創り出した妄想に負けてしまいます。
自信がないというのはそういうことなのです。自分を信じられないとは、よく言ったもので、妄想する自分を信じられないのは当然です。そんなものを信じたら酷い目にあいます。自信がない自分を信用せず<BE>を羅針盤にしてアサーティブに行動しましょう。
不安の原因は<DO>にフォーカスする習慣があるからです。
この図のように、本来<BE>を据える所に<DO>を置いてしまうからです。
これを一生続けたら人生は素敵なものにはなりません。
どうすれば<BE>にフォーカスした暮らしができるか、あなたのスキルアップをめざしましょう。