2015年3月31日火曜日

ビズ・アサーティブ〜強みに注目する



日本ほど「みせかけのやる気」が罷り通っている国は珍しいのも事実です。
先にお話したこと「終身雇用制度」のもたれ合いに起因しますが、いつまでもそういうわけにはいきません。かと言って、課題を発見してメスを入れようというのではありません。

病院に入って治療するのではなく、スポーツクラブで鍛えるのが、<ビズ・アサーティブ>のやり方です。
いまある会社を、生きる熱意、仕事を楽しみ、暮らしを楽しみ、人生を楽しむ熱意、で塗り替えるとしたら、問題を発見して課題を設定するのではなく、強みを発見してぐんぐん伸ばす方が手取り早いと言えます。

クレドを作る時、インタビューしますが、会社が聞きたいことを聞くのではなく、多くのパートナーが「働きがいのある会社」とはこんな会社と答える状態を聞くことに尽きます。その他のステークホルダーに対しても同じです。そして強みをピックアップします。

どんな会社にも不具合があります。どんな人にもダークサイドがあります。しかし現実は悪い点を是正、修正するだけで成長しません。

先にお話したように、肯定的な構え、成長する意欲がなければ、違いを生み出す違いを育むことはできません。

否定的な構えから「私とともに、幸せな人生を送ろう」という生きる熱意、仕事を楽しみ、暮らしを楽しみ、人生を楽しむ熱意は湧いてきません。



否定的な構えのリーダーについてくるのは、やはり否定的な構えの人だけです。人間の集団は機械と違うので、問題点を改善すれば、良くなるというわけにはいかないからです。チームワークの本質は、それぞれの長所を組み合わせるわけですから、チームワークで成長するには、強みをテコにして成長の機会を修正します。




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