2015年4月16日木曜日

【幸福な成功】ビス・アサーティブ〜結果を変える仕事の違いは仕組みの違い





仕事を追いかけるやり方と、仕事に追われるやり方があります。
追いかけるやり方は、やりたいことを追いかけることができます。
追われるやり方は、年中、現象に追われやりたいことができず疲弊してしまいます。

ある会社では、次々に注文が入ります。この場合、追いかけるやり方が機能しています。反対に、注文取りに走り回る会社もあります。追われるやり方が止まりません。

怖いのは、どちらも忙しいので、こんなものかと思ってしまうことです。
特に追われるやり方が止まらない会社は、仕組みがおかしくないか見直しが急務です。
ずっとやりたいことができないまま疲弊してしまうからです。

求人募集で人が集まる仕組みと、売れる仕組みは同じです。
募集をかけて応募者の行列ができるのと、買うために並んでもらえる行列ができるのは同じ仕組みです。

両方に共通しているのは、ベクトルの向きです。
【店→お客様】のベクトルはあまり売れない状態のベクトルです。
【会社→求人】のベクトルもあまり集まらない状態のベクトルです。

自分(店、会社)から働いてくれ、買ってくれと動くのです。
売れるお店は【お客様→店】のベクトルです。
人が集まるベクトルも【応募者→会社】です。
相手から採用してくれ、売ってくれとくるのです。

この違い、ベクトルの違いは、どうして生じるのでしょう?
ベクトルの向きを変えるようにしないと、ずっと現象に追われます。
つまり、自分のしたいことができません。
自分のしたいことができるのは、「どうなりたいか」を明確に描いて実現するようにするからです。

ずっと現象に追われる会社には、「どうなりたいか」を実現するプロセスがありません。つまり設計図も行程もありません。あったらできますが、

なぜないのでしょう?主体性がないからです。なぜないのでしょう?なんらかのメリットがあるからです。同時にデメリットもありますが、気がついていないのです。

たとえば
「働きがいのある会社」を作るには労力が必要です。うまくいってるからそんな面倒なことする必要がないというように潜在する危険を無視するからです。目先の小さな利益に満足して、潜在する大きな利益を失います。

ベクトルはいつまでも同じではありません。社会が変化するからです。きちんとマネジメントしていないと、つまり危機管理ができていないと、この対応するべき機会を逃してしまいます。一旦向きが変わると向きを戻すには大変なコストも時間もかかりますが、危機管理ができていない会社は、それが分かっていないのです。なぜでしょう?仕事を追いかけるやり方をしていないからです。

なぜでしょう?本当の意味で目的(北斗星)がないから目先のことに終始してしまい、追われるやり方に終始してしまうのです。

他にない魅力があると売れます。働き手も集まります。
働きたい会社と買いたい会社は同じ仕組みをしています。

安く売って行列ができる店は、高賃金を出して募集すれば集めることができるでしょう。
しかし安く売っているので利益が少ないので高賃金を出すことは無理です。
買い甲斐があるから行列ができる店は、働きがいがあるから求人応募の行列ができます。

ベクトルがどちら向いているか、その違いを生み出す違いは「働きがいの違い」なのです

信用、尊重・・・5つのキーワードが違うのです。働きがいが起こるように仕組みを作るから「働きがいの職場」ができて、「求人応募の行列」ができて「買いたい行列」ができるのです。

お客様がたくさん買ってくれたらいい
従業員が一生懸命、働いてくれたらいい
と考える会社と

お客様とどんな関係を作りたいか
従業員(パートナー)とどんな関係を作りたいか
と考える会社の

結果が違うのは、結果に至るプロセスを作る仕組みが違うのです。

会社を育てなおしたい人との出会いを楽しみにしています。





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