強みの発見が狙いですが、不足が目立ったからと言って、自信を失くすことはありません。むしろ逆で、この不足のテコ入れこそ、成長のチャンスなのです。
実際、アメリカ発で上陸した企業の店舗で最初は珍しさもあって行列ができるのは仕方がないにしても、その後も長期に行列が続いているケースでは店員の溌剌さも貢献しているのは明らかです。ワールドワイドに展開するブランドには世界標準という考え方があり、そこには「働きがい」を支える5つのキーワードを発見できます。
5つのキーワードでは、アメリカ国内のアンケート結果と比べると日本の場合、半分に届きません。閉鎖的で不公平、どことなくジメジメした感じが漂うのは、なにより、見せかた、感じさせかたもふくめて公平さの欠如によりところが大です。それは働くものにとっても、利用する顧客にとっても大きな損失と言えるでしょう。
企業規模が小さいほど、もっと気にすることがあるということなのでしょうが、打っても効果のない販促を繰り返すくらいなら、急がば回れで、もっとも大事なことに着手したほうがメリットは大きいと言えます。
少子化に打撃はますます激しくなります。小手先の戦術では対処できなくなり、いずれ圧倒的な違いの前に屈することは明らかです。
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