ビジョンや価値観をはっきりさせずに、業績数値だけを追いかけさせるようなマネジメントに終始していると、本当はもっとも重要な<あり方(Be)>に気遣うこともなく、定性的な目標設定を怠ってしまいます。これが企業活動の限界になります。
それを突破するために効果のない販促(Do)を打ちますが、もともと問題の捉え方が間違っているのです。
しかし「なぜそのような取り組みが必要なのか」が伝えられるマネジャーが少ないのも現実で、集合教育では伝えられない、覚えられないのです。
<あり方(Be)>は、ほとんど目に見えない態度ですので集合教育では伝えられないのです。
このために日に日に教育の成果が目に見えて著しい結果を出すはずのことが逆の現象になります。
新規オープンした当日が最高で以降どんどん低下するという現象が起こり、日を追うごとに客離れが止まらなくなるのです。
自律型マネジメントを目指す理由がここにあります。
組織に所属する一人ひとりが共通の価値観を持ち、ベクトルを一つにする必要があります。
そのために自ら目標を設定し、どのような行動をどのようなあり方でどのように行うか考え、計画的に行動し、結果をフォローするマネジメントを循環させる仕組みが必要になります。しかしセルフマネジメントできない組織ではできないのが現実です。
この壁を突破する仕組みが必要になります。それがセルフマネジメントを機能させるために必要なコミュニティに発展する「アサーティブな働きがいのある会社づくり」です。
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