2015年11月17日火曜日

物事の見方を変えられない理由


アサーティブ


物事の見方を変えるのが、どうして難しいのでしょう?
どうしてスイッチチェンジを忘れてしまうのでしょう?

私たちはアグレッシブ(攻撃的)とネガティブを、混同することが少なくありません。
注意が必要です。たとえば電車や飛行機が遅れると、黙って待つ人とスタッフに喰ってかかる人がいます。黙っている人をネガティブあるいはノン・アサーションと見る人がいますが、逆に、そういう方はアグレッシブな態度をネガティブと思います。

どうしょうもない事態を責めても仕方がありません。仕方がないというのはあきらめではなく、一旦白紙にするだけです。モノの見方を変えるスイッチを入れ直す、ポジティブに変更する瞬間です。

白紙の状態とは、店の場合なら、いまあるものが全部ない状態です。
そこから見なおしていくと、余計なものが出てきます。家のお部屋をスッキリさせる場合と同じです。モノがあるとある前提で考えるので、どういじくっても想像力が広がらなくなります。ですがモノがあるのは必要だからあるのであって、それがなくなると元々の目的は「何をもってして果たすのか」という問題が浮上します。

問題を蒸し返すようになるので嫌われますが、白紙の状態で考えるといやでも想像力を駆使せざるを得なくなります。片付いていた問題を未解決にするということになるので、想像力を駆使するのは仕方がないのです。

つまり、前の解決方法が間違っていたかもしれないとするのです。そうすることで間違った努力を休止することができます。問題を未解決にするとは、リセットして数値目標を無限大にすることです。

売り上げが伸びないと悩んでいるのは、すでに問題は解決している前提で悩んでいるのです。奇妙な状態です。売り上げが伸びないと悩むなら一旦リセットする。それがスイッチチェンジです。思い込み、決め込みを全部排除する。そうしたら白紙に戻ります。そうしておいていまやってることを検証する。これがCheckです。





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