2015年11月5日木曜日

夢を引き寄せる集合的潜在意識を使おう



アサーティブ




人間の意識には、個人の意識、潜在意識、集合的(普遍的)潜在意識の三つがあります。

私たちは個人の意識で暮らしていますが、それは一人の人間の意識の絶対量からすれば、ほんの僅かです。

無意識を有効に使えないために、ネガティブな無意識に支配されています。そのために夢や希望は、どこかの政党のマニフェストのように口だけのものに成り下がっています。

この状態から抜け出るには、目的、目標を持って挑戦することが最も早道だと説明しましたが、これを現実にするために、集合的(普遍的)潜在意識を使わない手はありません。





集合的潜在意識は直訳で正しい表現としては普遍的潜在意識がぴったりするのかも知れません。ユングが発見した潜在意識ですが、人の潜在意識は個人の領域を超えて、他の人々と繋がっているとする理論です。

なぜ普遍的潜在意識がぴったりするかというと、精神病患者の話を聞くと、会ったこともない者同士にかかわらず、同じことを話すことから、人間には普遍的潜在意識があるのではないか、ということから研究が始まりました。

そんなオカルトめいたことは信じられないと思う方も多いと思いますが、そこで考えていただきたいのが、シンクロニシティです。

シンクロニシティは、共時性と訳されていて、複数の出来事が離れた場所で、同時期に生起させる原理のことです。テレパシーと言われるのもその範疇です。

よく語られる事例が、ある特定の人に電話をしょうと思っていたら、その相手からかかってきたという例です。日本にも昔から「虫の知らせ」という言葉もあります。ユングは『原子と元型』という著書にまとめていますが、人間は集合的(普遍的)潜在意識を使って交流しているのではないかと説明しています。

つまりこの力を使えば、自身が心から希求していることがあれば、その協力者を得ることもできるのではないかという考え方です。実際、不思議な話はたくさんあります。「もう
店をたたまなければいけない」と思っていたら、ある日、急にお客様が行列を作って大忙しになり、二号店、三号点と増えてようになった。という話をある有名企業のトップから直接聞きました。その原因が未だに分からない。しかも二号店をオープンする際には、資金がなく、「今回だけ利益なしで建設してほしい」と頼み込んだら受けてもらえたとびっくりされていました。

このように凄いことは起こるのです。ただそこに辿りつくには、それを引き寄せるエネルギーが必要なのです。


この話を信じるか、信じないかはあなた次第ですが、どうして実現したいことがあるなら、思い切って素直に信じてみるのはどうでしょう。

シンクロニシティについては、筆者も何度も経験しています。特に最近増えていますが、なにより凄いと思ったのは、それまでなかったビジネス手法を、全く見知らぬ者同士が日本の東西で同じ時期に、同じことを考えていて、結局いまでは日本国中それがスタンダードになったということです。

このような事例を集めた「複雑系」というカテゴリーが世界的なベストセラーになって注目を集めたことがありましたが、これもシンクロニシティに通じています。

前回、お話したインプット、アウトプットを繰り返し、共時性を引き寄せることで、自身の目標達成を少しで早く簡単に実現するようにしましょう。

そのためには、ご自身が潜在意識に届くようにすることがとても重要です。



「届かなかったらなにひとつ変わらない」
以下、スプツニ子語録です。


「自分のしていること、自分に価値があるかどうか、自分が信じ続けるかどうかは自分次第だ。」

「一人でできることは知れている。
人に頼む、チーム、チームワーク。」


「凄いことは簡単に起こるが危険を恐れず猪突猛進なバカになることが必要」















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